日本は今後2人に1人は”がん”になる時代と言われています。
そこで、国は「がん対策推進基本計画」を策定し、がん検診の目標値として「5年以内に受診率50%(胃、肺、大腸は当面40%)」が掲げられました。その計画に基づき、全国ではがん検診に力が入れられ、平成28年度の胃・肺・大腸の全国でのがん検診率は当面の目標の40%を超えました。
その一方で、H28年度の大村市のがん検診率は胃14.4%、肺11.4%、大腸10.0%と全国平均より大幅に下回っており、子宮がん・乳がん検診を含めると長崎県内でも低い傾向にあります。
そこで、まちなか保健室では、”ひまわり”をサロンのイメージフラワーとして、がんの患者が集う場所である”がんサロン『ひまわり』”をH28.12より開設していますが、がん予防啓発活動も行う必要があると考えました。
この状況を踏まえ、大村市国保けんこう課と共同で「ひまわりの花」を”がん”に関連するイメージフラワーとして大村市民の皆様に定着させ、夏のひまわりの時期になると、がん予防や検診について自然に家族や仲間同士が話している地域を目指そうという試みを始めてみることにしました。
その第一歩としまして、平成30年度、第一回がん予防キャンペーン『ひまわり展』を8月15日~25日に開催いたしました。